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 毛細血管の働き 
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 全身に張りめぐらされた毛細血管

 毛細血管とは文字通り髪の毛よりも細い血管で、全身の細胞に栄養と酸素を届けるために体のすみずみまで張りめぐらされています。筋肉ではたった1uに2000本もの毛細血管が網目状に存在しています。動脈や静脈は筋肉が何層にも重なってできていますが、毛細血管は内皮細胞の1層だけでできており、その中を血液がゆっくりと流れています。毛細血管が薄くできているのは、この薄い壁を通じて酸素や二酸化炭素、血漿、白血球などのさまざまな物質を周囲の組織とやりとりしているからです。
 大動脈、小動脈と枝分かれして流れてきた血液が毛細血管に入ると、その血圧に押し出されて血管壁から少しずつ染み出て細胞の組織液と混ざり、栄養や酸素などが細胞に渡されます。逆に小静脈へと向かう毛細血管では浸透圧によって組織液が血管へと戻り、二酸化炭素や老廃物を受け取ります。全身の細胞ひとつひとつが活動できるのは毛細血管があるからなのです。


 血液がドロドロすると毛細血管を流れる事ができない

 血液がドロドロして真っ先に問題が起こるのは毛細血管です。大きな血管ではある程度血液がドロドロしても流れる事ができますが、毛細血管はもともと赤血球が流れるのもやっとの細さであり、血液がドロドロして赤血球同士がくっついたり変形しづらくなると、毛細血管を通り抜ける事ができず詰まってしまうのです。すると細胞へ栄養や酸素の供給が困難になり、全身でさまざまな障害を引き起こします。ドロドロ血液を放って置くことなく、早いうちに血液をサラサラに改善する事で、脳や心臓の大きな血管に致命的な障害が起こるのを防ぐ事ができます。




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