副菜とは野菜や芋、豆、きのこ、海藻などを主材料にした、献立の中ではサブ的なおかずです。例えばおひたしや煮物、和え物、サラダなどが代表的です。メインディッシュである主菜に比べてボリュームも存在感も薄く軽視されがちですが、主材料になる食品にはビタミンやミネラル、ポリフェノール、食物繊維など抗酸化、抗血栓作用がある多様な血液サラサラ成分を豊富に含み、エネルギーも低いものが多いため、とても重要な料理といえます。毎日欠かさず食べるようにしたいものです。
簡単といってもいつもサラダやおひたしでは飽きてしまいます。和え物や煮物など調理法の幅を広げてみましょう。またサラダはドレッシングやマヨネーズをかけるとエネルギーも高くなってしまい、生野菜ではカサがあるために量をとることができません。茹で野菜サラダにしたり、ノンオイルドレッシングにすることで、エネルギーも気にせずたっぷりと食べられます。
また副菜にきのこや海藻を使うこともお勧めです。きのこや海藻は低カロリー食材で、きのこなら100g食べても20kcal程度、海藻は乾燥品10gで10〜20kcal程度しかありません。これならエネルギー摂取を控えたい人も安心して食べることができます。
またきのこあ海藻には食物繊維が豊富に含まれており、コレステロールを減らしたり、血糖値の上昇を抑える働きなどがあります。この食物繊維の中には、きのこならベータグルカン、海藻にはフコイダンと呼ばれる特殊な成分が含まれており、免疫力を高めるなどの効果が期待できます。このようなさまざまなメリットがあるきのこや海藻を積極的に取り入れることで、血液サラサラ効果が高まるといえます。
|
|