アーモンドにはビタミンB2やビタミンEが豊富に含まれています。特にビタミンEの含有量は100g中31mgも含まれており、食品の中でもトップクラスです。ビタミンEには強力な抗酸化作用があります。老化やガンなどの生活習慣病は、体内で発生する活性酸素が原因といわれています。ビタミンEはその強力な抗酸化力で活性酸素を無害化する働きがあり、生活習慣病の予防に効果を発揮します。
また肌のコラーゲンは活性酸素によって変質し、シワの原因になってしまいます。よってビタミンEの抗酸化作用で肌を若々しく保つこともできるのです。このためビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれています。ビタミンB2にも抗酸化作用がありビタミンEとの相乗効果が期待できるほか、脂質やタンパク質のエネルギー代謝を促進する働きもあります。
アーモンドに含まれる脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸が豊富に含まれています。これらには体内のコレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化や高脂血症の予防に効果があります。 |
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