ダイエットと聞いて思いつくことといえば食事量を減らす事です。しかし若い女性に多く見られるダイエット法は絶食やひとつの食品ばかりを摂り続けるといった栄養バランスを無視した極端な方法が多く、さまざまな健康障害を引き起こしています。このような健康障害の原因の1つが血液ドロドロ状態です。
このような方法では一時的に体重が減ったとしても筋肉量が減っているだけで、すぐにリバウンドしてしまうことがあります。なぜなら1日の消費カロリーの大半は全身の筋肉による基礎代謝で消費されており、筋肉量が減る事で基礎代謝も減り太りやすい体質になっていきます。
そもそも栄養バランスのよい食事をし、健康的な体であれば肥満は起こりません。体のバランスが崩れた事により肥満は発生するので、自分の問題点をよく考えてみましょう。その上で食事量を減らす事よりも、栄養バランスのよいビタミンやミネラルを多く含む食事に気をつけてみましょう。
もちろん低カロリーに注意する事は必要です。その上で必ず適度な運動を取り入れましょう。筋肉がつく事で基礎代謝が上昇し、太りにくい体をつくることができます。また運動は消費エネルギーを増やし血行をよくするため、血液をサラサラにするには大変効果的です。そのほかライフスタイルを変えるポイントとして以下のものがあります。
○ ダイエットして貧血や冷え性、生理不順を起こしていないかチェックする
○ 自分に適切な摂取エネルギー量を調べる
○ 急激なダイエットを考えず、1ヶ月で1〜2kg減の長期的なダイエット計画を立てる
○ ウォーキングなど自分でできる運動から始めてみる
○ 外食や間食の回数を極力減らす
○ 低カロリー料理のレパートリーを増やす
○ 栄養に関する正しい知識を身につける
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