ストレスは血液をドロドロにする大きな原因のひとつです。仕事上のトラブルや人間関係のほか、過労や睡眠不足など体にかかるストレス要因は身近なところにたくさんあります。ストレスの問題点は、どれだけストレスが体に負担をかけているか目に見えない事、ストレス解消法はあってもストレス原因の解消が難しいなどがあります。
ストレスが蓄積すると血液の流れを悪くしてしまいます。ストレスを感じると自律神経の働きによりアドレナリンなどのホルモンが血液中に分泌されます。すると心臓の働きが活発になるほか、血管が収縮するため血圧が上昇します。また、アドレナリンの作用により血球も活発化して血液の粘度を増し、ドロドロ血液の原因にもなるのです。
ストレスをためないためには、何事にも深刻に考えすぎない事です。そして悩む時は悩む、リラックスするときはしっかりと休むといった気持ちの切り替えをする事が大切です。またストレスが自分の健康に与える影響を理解し、「こんな事でイライラするのは自分にとって損だ」という気持ちをもつと、ストレスを少なく抑えることができます。
また栄養バランスの乱れでもイライラしやすくなります。ストレスを感じやすい場合はバランスのとれた食事をしっかりとし、カルシウムやビタミンCなどストレスに対する抵抗力をつけるサプリメントを摂取する事も効果的です。そのほかストレスを蓄積させないポイントとして以下のものがあります。
○ 休日はしっかり睡眠をとって休み、仕事のことは忘れる
○ 家に仕事を持ち帰らない
○ 何もしなくていい時間を短時間でも持つようにする
○ 映画やドラマを観て、思いきり泣いたり笑ったりする
○ 自分が楽しいと感じるストレス発散法を見つける
○ できなかったことは「次にがんばろう」と気持ちを切り替える
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