最近甘いお菓子やスナック菓子ばかり食べて、きちんとした食事をしない若者が増えています。甘いお菓子やスナック菓子は非常に高エネルギーで、エネルギー以外の栄養素がほとんど期待できず、食べ過ぎが続くことで肥満を招き、血中中性脂肪を上げて血液もドロドロにしてしまいます。またスナック菓子は高塩分のため、高血圧のリスクも高めます。間食が多くなるほど食事が簡単になってしまい、食事を抜いたり野菜がほとんどないなど、食生活が乱れやすくなります。
間食がやめられない人の多くは、食事をしっかり摂らないためにお腹が空いてお菓子が食べたくなったり、ストレス発散のはけ口にしていることがあります。3度の食事をしっかり摂ることや、自分なりのストレス発散法を見つけストレスをためこまないようにすることが大切です。
お菓子の食べ過ぎを防ぐためには、手の届くところにおかない、買い置きをしないことが有効です。購入するなら小袋タイプや低エネルギータイプのものを選ぶようにしましょう。また「甘いものは別腹」という考え方も改める必要があります。本来別腹とは脳が食べたいと思う事で胃を活発に動かし隙間をつくることをいいます。言い換えると食べるために胃に詰め込んでるというわけです。そのようなエネルギーの過剰摂取は血中中性脂肪を上昇させ、血液をドロドロにしてしまいます。
そのほかライフスタイルを変えるポイントとして以下のものがあります。
○ お菓子・スナック類の買い置きはしない
○ 洋菓子よりも低エネルギーの和菓子を選ぶ
○ 自分が食べているお菓子やスナック類のカロリーを調べてみる
○ お菓子の代わりに果物を食べるようにする
○ 事前に食べる量を決めておく
○ 低エネルギーのお菓子を自分で作ってみる
○ 1日3回の食事をしっかりと摂り、間食できないようにする
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