高齢になるにしたがって自分で食事を準備するのが困難になり、栄養バランスが崩れやすくなります。市販のお惣菜の上手な選び方を覚え、必要に応じて上手に利用するのもよいでしょう。またカツやかき揚げなどの揚げ物は避け、寿司などのごはんものばかりに偏らないようにし、野菜を一緒に食べるようにしましょう。
食事の作り手が高齢者本人でない場合でも、必要以上に肉料理を減らしたり、食事量を減らすのも問題です。食事量が減った分、間食が多くなる傾向があるほか、タンパク質不足は血管をもろくしてしまい、血液ドロドロに追い討ちをかける事にもなります。
また高齢になるほど水分不足にも気をつける必要があります。水分不足は血液サラサラの大敵であり、高齢になるほど喉の渇きを感じにくくなります。水分不足にならないよう気をつけ、バランスの摂れた1日3食を規則正しく食べ、ルーズな生活にならないよう周りがサポートする事も大切です。
高齢者の健康的なライフスタイル維持のポイントとして以下のものがあります。
○ こまめに水分補給をする
○ 間食を摂りすぎない
○ 高エネルギーなどの揚げ物は避ける
○ 肉料理も適度に食べる
○ 食欲がないときは、好きなものや喉を通るものを優先する
○ 無理をしない程度に体操などの運動を行う
○ 規則正しい生活スタイルを守る
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