現在日本の食生活に占めるコンビニ食やファーストフードの割合が増えています。いつでもどこでも手軽に買えるし安いといった魅力も増加原因のひとつです。たしかに便利なのですが、これらの食品にいえる事は高脂肪・高塩分のものが多く、また野菜がほとんど含まれていないためにビタミンやミネラルなどが十分に摂れなくなってしまいます。
このような栄養バランスの偏りは体のさまざまな機能を低下させます。しかも塩分や脂肪の摂り過ぎは高血圧などを引き起こし、血液をドロドロにしていきます。特に男性はコンビニなどでサラダを一緒につけるなどをしないので、栄養バランスの偏りには注意が必要です。
コンビニやファーストフードをたまに利用する分には大変便利であり問題はないのですが、食生活のほとんどをこれらに依存している場合は不規則な生活習慣が背景にある場合が多く、食生活を見直すと共に、これらの利用回数を減らす必要があります。1人暮しで自炊が面倒だという方は、コンビニで購入する弁当を少し小さめにし、不足するビタミンやミネラルを補えるようサラダなどを一緒に食べるように工夫してみましょう。
野菜不足は血液をドロドロにするだけでなく、大腸ガンのリスクを上げたり老化を早めるなど体にさまざまな障害を及ぼします。そのほかライフスタイルを変えるポイントとして以下のものがあります。
○ サラダをつけるのが面倒くさい場合はトマトジュースや野菜ジュースをつける
○ おやつ代わりにファーストフードを食べないようにする
○ 朝・昼・夜の規則正しい1日3食を習慣づける
○ コンビニ食やファーストフードの量を減らし、目標は3日に1回以下にする
○ 自炊を心掛けるようにする
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