女性は閉経すると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急速に低下し、ホルモンバランスが崩れるために骨粗しょう症や冷え性、ほてり、頭痛、動悸、めまい、軽いうつなどの症状が現れます。これらの症状は総称して更年期障害と言われていますが、血液の流れが悪い場合も多く、また閉経後はコレステロール値が急に上昇することもあり、さらに血流を悪くしてしまいます。更年期障害は一般的に60代になるとホルモンバランスが落ち着き症状が治まるとされています。
更年期障害に悩む人は1人で悩みを抱える事も多いものです。症状が重い場合は無理をせず、病院で専門医に診てもらう事をオススメします。また同じ悩みを持つ仲間と悩みを共有する事も大切です。
更年期障害に効果的な食材として大豆や大豆食品があげられます。大豆には大豆イソフラボンと呼ばれるフラボノイド系ポリフェノールが含まれており、これが体内で女性ホルモンのように働くことから更年期障害を軽くするとされています。豆腐などの大豆製品は植物性のタンパク質や抗酸化成分を豊富に含むので積極的に摂りましょう。
そのほか更年期障害の改善ポイントとして以下のものがあります。
○ 血液サラサラ成分を今まで以上に積極的に摂る
○ 同じ姿勢を長時間続けないようにし、適度に体を動かす
○ 体操やウォーキングなど、軽い運動を習慣づける
○ 体調が悪い時は無理せずに休む
○ 症状を家族に理解してもらい、1人でためこまない
○ 自分にあったストレス発散法を見つける
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