タンパク質を自分の体の一部にするためのビタミン
ビタミンB6はタンパク質やアミノ酸の代謝に必要なビタミンで、肉などのタンパク質の多い食生活をしていると不足してしまいます。ビタミンB6が不足すると、肌荒れや皮膚炎を起こしたり、無気力やうつ病、貧血になったりします。
またビタミンB6にはタンパク質や脂肪の吸収を助ける働きがあり、脂肪肝を防ぐとも言われています。また、生理前のだるさや妊娠中のつわりの改善にも効果があります。このほか、葉酸やビタミンB12とともに動脈硬化の原因になるホモシステインの生成を抑制するビタミンとされています。アメリカでは糖尿病や精神疾患の治療に用いられることもあります。
ビタミンB6を多く含む食材に以下のようなものがあります。
肉、魚、とうもろこし、ピーナッツ、クルミ、納豆、レバー、バナナ、はちみつ
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