コレステロール値や血糖値が高い人に最適なビタミン
葉酸はほうれん草から発見されたビタミンの一種で、動脈硬化を進行させる血液中の悪玉成分ホモシステインを減らす働きがあります。1日400μgの摂取で動脈硬化が抑えられるといわれています。
また葉酸は胎児の先天性異常とも関わっており、妊娠中に葉酸を1日400μg摂ると先天性異常の発症率が約80%も下がることがわかっています。厚生労働省も2000年12月から、妊婦は積極的に食品とともにサプリメントを活用して葉酸を摂るように呼びかけています。
これまで青菜を多く食べる日本人には葉酸不足が起こらないと考えられていましたが、最近では日本人の5割近くが葉酸所要量(200μg)を満たしていないといわれています。葉酸は加熱で壊れやすいので、所要量の倍の400μgほど摂ったほうが安心です。食品よりもサプリメントで摂取したほうが体内で利用されやすいという報告もあります。
葉酸を多く含む食材に以下のものがあります。
レバー、菜の花、ほうれん草、モロヘイヤ、芽キャベツ、とうもろこし
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